<イベント情報>『群衆論―近代文学が描く〈群れ〉と〈うごめき〉』(著:石川巧)刊行記念イベント 10/24@カフェ&ギャラリー・キューブリック

「本と人とまちを繋げる福岡の小さな総合書店」として有名なブックスキューブリック箱崎店さまにて、下記のイベントを開催いただくことになりました!

講師は、『群衆論』の著者、石川巧先生。聞き手は、西成の再開発など都市論がご専門で『叫びの都市:寄せ場、釜ヶ崎、流動的下層労働者』(洛北出版)の著者、原口剛先生と、福岡にて多くの文化事業に携わられている政治学がご専門の田村元彦先生になります。

『群衆論』第5章「寄せ場の群衆」にて論じられる映画「山谷 やられたらやりかえせ」や、「一九六〇年代の雑誌メディアにおける〈釜ケ崎〉」はもちろん、「半島を出よ」(村上龍)や「氷の涯」(夢野久作)など福岡ゆかりの作品についてもお話いただく予定です。

貴重な機会になりますので、ぜひご来店、ご視聴いただければ幸いです。

石川巧『群衆論―近代文学が描く〈群れ〉と〈うごめき〉』(琥珀書房)刊行記念ブックトーク
「文学は〈群衆〉をどのように描いてきたのか?」

講 師:石川巧 (立教大学、日本近代文学・出版文化研究)
聞き手:原口剛(神戸大学、社会地理学・都市論)、田村元彦(西南学院大学、政治学、KBCシネマ企画ディレクター)

日時:2024年10月24日(木)19時~

会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F
(JR博多駅西口から博多駅方面に徒歩1分)

ブックスキューブリック箱崎店

入場は有料。申し込み方法については後日ブックスキューブリックのサイト等で告知されます。
配信も予定しています。→ブックスキューブリックのサイトにてイベント情報が公開されました。

講師略歴
石川巧(いしかわ・たくみ)
1963年、秋田県生まれ。1993年、立教大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。
山口大学専任講師、同助教授、九州大学助教授を経て、現在、立教大学文学部教授。
専門は日本近代文学、出版文化研究。
主な著書に『高度経済成長期の文学』(ひつじ書房、2012年)、『幻の雑誌が語る戦争 『月刊毎日』『国際女性』『新生活』『想苑』』(青土社、2018年)、『読む戯曲(レーゼ・ドラマ)の読み方――久保田万太郎の台詞・ト書き・間』(慶應義塾大学出版会、2022年)、『戦後出版文化史のなかのカストリ雑誌』(勉誠社、2024年)などがある。