『週刊金曜日』(2023/10/20,1445号)、「きんようぶんか」欄にて、『ピカドン』(初版オリジナル復刻版)/『ピカドン』とその時代、の刊行について書評家の長瀬海さんよりご紹介をいただきました。
『ピカドン』の中の簡潔な1行の文章と幻灯版『ピカドン』から、「戦後」というテーマとも関わらせ、いま『ピカドン』を手に取ることの意味を書いていただいています。
最後は、版元冥利につきる、見事すぎるような一文も添えていただいております。
本号の『週刊金曜日』の特集は、ガザについて。
空襲で殺害されたであろう、血の滲む、死体を包む袋にくるまれたパレスチナの子どもを抱く男性の写真を見て、言葉がありません。
(空からの爆弾で、無差別に人が死んでいくこと、『ピカドン』とも重なります。)
「オスロ体制の批判封じ」という見出しがありますが、パレスチナの友人の話していると、そうした視点がテレビなどの日本のメディアから欠落している事実を痛感します。
他にも性暴力被害者の方が加害者と対話をする特集など、他にも見どころ満載です、ぜひ手にとっていただければ幸いです。